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盛岡山車大絵巻❷

本日は、参加する組を紹介します。

「わ組」

プロフィール
わ組は盛岡市消防団第11分団を中心としています。その歴史は、明治二十七年、県令制定により公設消防組の設置指導がなされ旧厨川村においても定員40名にて消防組が先輩たちより組織されたことに始まります。
以後、大正十三年四月に三ツ家地域を中心とした厨川村自警団が改組して厨川村消防組となり、村民の協力を得てその任に当たりました。また、昭和15年に盛岡市に編入され、盛岡市警防団第11分団、昭和22年に消防団令が公布されて盛岡市消防団第11分団となり、現在に至ります。
わ組の「わ」は平和の「和」融和の「和」から命名したものです。昭和三十九年に初めて奉納して以来、このたび7年ぶり13台目の奉納となります。

 

厨川消防組纏持ち
昭和7年9月2日の夜、盛岡地方裁判所で発生した火事はその建物のほとんどを焼き尽くし、さらに石割桜も猛火にあぶられ枝先の一部が焦げたといいます。この火事には、盛岡市内の消防組のみならす、11分団の先輩である厨川消防組も駆け付け、煙に満ち赤く炎々と燃え上がる火の手に対し、必死の消火活動にあたりました。さらに、裁判所建物に戴いた「菊の御紋」を無事に掛け外し保護した功績から金ばれんが授与される活躍をみせました。今年は、その厨川消防組が組織されてから百年の節目です。わたしたちはその心意気を受け継いでいくとともに、さらに次の百年を見据えて地域防災に取組んでいきます。

見返し土淵伝統さんさ
わたしたちの郷土に伝わる土淵伝統さんさ踊りは、盛岡市との合併前から厨川村全域で踊れていたもので、戦後から伝わっています。
頭には牡丹の花笠、腰には五色の腰帯を身に付けて、先祖供養と五穀豊穣の願いを込めて踊ります。

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