NEW! 鈴正大工🔨盛岡の記憶をつくっています。
鈴正の大工たちが、山車製作に挑んでいます。
突然ですが、私は昔、大工だったんです。
木の香り、鑿(のみ)の感触、木組みが決まった瞬間の達成感。 あの仕事の醍醐味を、今でも鮮明に覚えていますし、今も道具は大切に保管しています🔨
だからこそ、今の光景を目の前にして、胸が熱くなるものがあります。
普段は「家」を建てている大工たちが、いま「山車」を作っています
鈴正には、現在10名の社員大工が在籍しています。 新築住宅の柱を立て、リフォームの梁を組む。日々、お客様の暮らしを支えるのが彼らの仕事です。
しかし今、その手は少し違うものを握っています。
盛岡山車祭りの山車です。
ノミを入れ、鑿で彫り、木を組み合わせていく。完成した山車は、これから数十年にわたって盛岡の祭りを彩り、後の世代へと受け継がれていくでしょう。
住宅の現場とはまた違う、緊張感と誇りのある仕事だと感じます。
若い大工たちにとって、これは一生モノの経験になる
山車づくりに携わっている若い大工たちの顔を見ると、いつもの現場とは少し違う表情をしています。
集中していて、でも、どこか誇らしそうで。
家を建てることは、もちろん素晴らしい仕事です。お客様の人生に寄り添う、何物にも代えがたい仕事です。
でも山車は、また違う重さがあります。
完成した日、山車が盛岡の街をゆっくりと進む姿を見たとき。 彼らは何を感じるでしょうか。
そしていつか、年を重ねた彼らが、息子や孫の手を引きながら祭りの会場に立ったとき、こう言えるはずです。
「あの山車は、俺たちが作ったんだ。」
その言葉の重さを想像すると、今の山車づくりがどれほど大切な仕事かが、改めてわかります。
家を建てることと、文化を守ること。鈴正が大切にしていること
鈴正は、創業から59年、盛岡の地で家を建て続けてきた工務店です。
でも私たちが大切にしてきたのは、「家を建てること」だけではありませんでした。
地域に根ざし、地域とともに歩むこと。 盛岡の文化と誇りを、次の世代へ橋渡しすること。
山車づくりはその象徴のひとつです。
鈴正の大工たちが山車に込める技術と時間は、いつか盛岡の記憶になります。 それは、私たちが家づくりに込める思いと、根っこの部分でつながっています。
技術を継承する会社は、暮らしも、文化も、地域も、大切にする会社だと、私は思っています。


